【自民党総裁選】実務家・岸田文雄 vs 唯我独尊・河野太郎

こんにちは〜、サンカク係長です。さていつもは芸能人の結婚・離婚関係の話題がメインのブログですが、今回は初の政治家関係です。すでに1週間くらい時間が経ってしまいましたが、9/29に自民党総裁選が行われ、岸田文雄前政調会長が河野太郎ワクチン担当相を決選投票の末に破り、新総裁(=第100代内閣総理大臣)に選出されましたね。今日は決戦投票に残った2人の政治家を分析してみます。

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岸田文雄新総裁、誕生!

自民党新総裁に岸田文雄氏 決選投票で河野氏破る
https://www.sankei.com/article/20210929-OT3YJEVYJFODDNMPTE6KW2YYRM/

当初ネット界隈やマスメディアでは河野太郎有利か、とされていましたが、総裁選直前では五分五分、一次投票では岸田文雄が圧倒的な差で国会議員票を集め、そのままの勢いで決選投票も押さえました。個人的にも「河野太郎人気あるし、ちょっとタカ派チックだけど若手リーダーの風格あるよな、英語も超上手いから海外で通用しそう」とちょっと河野太郎寄りの感じで見ていたので、ちょっと意外な結果になりました。それでは2人の簡単なプロフィールを見てみましょう。

岸田 文雄(きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 – )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)、内閣総理大臣(第100代)、自由民主党総裁(第27代)、宏池会会長(第9代)、自由民主党広島県連会長。… 中小企業庁長官、衆議院議員を務めた岸田文武は父。戦前戦後に衆議院議員を務めた岸田正記は祖父。参議院議員・経済産業大臣を務めた宮澤洋一は従兄弟。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E7%94%B0%E6%96%87%E9%9B%84

河野 太郎(こうの たろう、1963年〈昭和38年〉1月10日 – )は、日本の政治家。 自由民主党所属の衆議院議員(8期)、自由民主党広報本部長。 … 父は自由民主党総裁、副総理兼外務大臣、内閣官房長官、科学技術庁長官、衆議院議長等を務めた河野洋平。 弟は日本端子代表取締役社長の河野二郎。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E

プロフィールを見ても特に言うことはないのですが・・。岸田さんは以前日テレの密着番組で、大学生の息子と議員宿舎に単身赴任している様子が報道されていましたね。今後は首相官邸で家族で暮らせるようになるのでしょうか?対する河野太郎は地元の平塚に住んでいるとされています。もともと河野家は小田原の豪商だったと言われており、小田原にある実家の豪邸も特定されており、まさにロイヤルファミリーといった趣です。それでは2人をSTR的に分析してみましょう。

いのちだいじに(岸田) vs ガンガンいこうぜ(河野)

岸田文雄
1957年07月29日生まれ
尊 □4海 0

河野太郎
1963年01月10日生まれ
我 ○3雨 P28

サンカク係長と同年代のドラクエ経験者にはピンと来る、作戦コマンドで例えてみました。一言でいうと岸田文雄はおおらかな実務家で慎重に物事を進めるタイプ、河野太郎はひとりで物事考えてガンガン進める突撃タイプですね。人に与える印象としては、岸田さんは地味で目立たない人、河野さんは何か尖ってて面白そうな人、と真逆のタイプになりますが、こと政治となると今回は地味で目立たない方が選ばれたという事でしょう。

河野太郎の敗因は自滅?我の宿命がもつ唯我独尊の動きとは

それではスコアの解説です。(3タイプの解説についてはこちらを、1番〜4番の解説についてはこちらをご覧ください)

まず岸田文雄は□タイプで、とても現実的・論理的に物事を捉えるタイプの人達です。キーワードは「ルール」「合理性」「論理的思考」。その中でも□4は大人の精神性をもつ実務家として知られ、様々な情報の仕組み化・システム化が得意です。自ら積極的に新しいアイデアを生み出しゼロ→1を作るタイプではないですが、安定感のある政権運営が可能でしょう。「海」の性質は茫洋としたおおらかさ。細かい事は気にせず大方針で周囲をまとめていくイメージです。

対する河野太郎は○タイプ。○タイプのキーワードは「家族・仲間」「人の想い」「みんな仲良く和気あいあい」。争いを好まず、家族や仲間の輪を大切にし他人の役に立つ事を至上の喜びとするタイプの人たちです。○3は、前回の上戸彩・HIROと同じタイプですね。【似たもの同士】上戸彩とHIROの結婚生活とは?の記事も参考にしてください。さすが○3らしいセンスとセルフプロデュース力で、Twitterのフォロワー数240万人だったり、世間への見せ方・アピール力がとても上手いと思います。

ここで注目したいのは、河野太郎の宿命「我」。この宿命は読んで字のごとく唯我独尊の星であり、他人の考えやアドバイスを容易に受け入れず自分ひとりの考えで物事を推し進める特徴があります。よく言えば他人に左右されない、惑わされない、芯が通っている、という事でもありますが、悪く言えば頑固、一匹狼、ひとりよがり、という風にも解釈されます。実はサンカク係長も同じく「我」の宿命なのでよく分かるのですが、他人の意見を聞かないわけではないものの、結局は自分が納得したようにしか動かない、というクセがあります。河野太郎の場合は「我」で3番=行動タイプですから、結果として独断でバンバン物事を進めていくために、スピードは早いですが軋轢を生む事も少なくないでしょう。少なくとも、用意周到に根回しをして少しずつ進める、というタイプではないですね。

スタンドプレーが多く、党重鎮や永田町の官僚からも印象が良くないとされる河野太郎。石破茂と小泉進次郎を陣営につけるなど話題性はありましたが、それぞれキャラが立ちすぎててまとまらなかった感がありますね。これが国民投票だったら勝ててたかも知れませんが、党内選挙ではやはり現実的かつ堅実なところに収まったという事でしょうか。

いかがでしょうか、なんとなく今回の総裁選がよく理解できたかと思います。ちなみに安倍元首相・菅前首相はどちらも○タイプの政治家でしたので、久しぶりに□タイプの首相が誕生した事になります。どのような政権運営がされるのか、また次の機会に分析してみましょう。

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質問や個人的なカウンセリングも受け付けてますので、コメント欄に一言書いてください。
それでは、ありがとうございました〜。

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この記事を書いた人

地方の中小企業で働くサラリーマン係長。
STR(素質適応理論)を駆使して世の中を紐解く命術師の顔を持つ。
STRスコア:我 △3鉄 P37

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